ルノー トゥインゴのデントリペア・深いヘコミとパネル折れ修理
深いヘコミやパネルの折れも可能な限り塗らずにキレイに
今回は、ルノートゥインゴの修理をご紹介。
深いヘコミやパネル端の折れなどは修理が出来ない場合もありますが、条件次第で再塗装をせずにデントリペア出来る場合もあります。
ルノートゥインゴ リアフェンダーのデントリペア
今回はルノートゥインゴの修理。
まずはリアフェンダーのヘコミを確認
今回は右リアフェンダーの修理。
上の赤矢印の下、かなり深めな横ズリのヘコミの修理と、
下のオレンジの矢印の下、フェンダーアーチの平面部分の歪みと角の折れ修理です。
深い横ズリのデントリペア
まずはこの位置にある深いヘコミの修理をしていきます。
深いヘコミはデントリペアの絞り技術の習得が要となります。
延びて広がった鉄板を絞ることによって縮めていきます。
修理前を『景色』と『ライトの光』と『ラインボード』で確認
【景色で確認】
景色で修理前の確認。あまり激しく凹んでいるようには見えませんが、中心は筋状に塗装が潰れています。
【ライトの光で確認】
ライトの光で修理前の確認。こちらもあまり激しく見えませんが、黄色い光が広がって映っていて奥のほうはなんとなく確認できます。
【ラインボードで確認】
ラインボードで修理前の確認。いつもの真っ直ぐな基準線ですが、完全にへこみの前後に分かれてしまっています。
修理後を『景色』と『ライトの光』と『ラインボード』で確認
【景色で確認】
なんとなく歪んで映っていた景色もスッキリ綺麗に映り込みます。
【ライトの光で確認】
ライトの光も広がることなくスッキリ綺麗に映り込みます。
【ラインボードで確認】
ラインボードの基準線もスッキリ綺麗に映り込みます。
上からも『ラインボード』で修理前後の比較
【修理前】
修理前はラインボードの線がかなり歪んで映ります。
【修理後】
修理後はヘコミも歪みも無くなり線が綺麗に映り込みます。
フェンダーアーチの折れと歪み修理
もう一つ厄介なのがヘコミではなくパネルの折れ修正です。
今回はすでにデントリペアの領域を超えている状態でしたが、可能な範囲で綺麗に直すということを条件に修理をさせていただきました。
修理前を『景色』と『ライトの光』と『ラインボード』で確認
【景色で確認】
よく見てもあまり見えないと思います。
【ライトの光で確認】
ライトではこんな感じで、ぐにゃっとアーチ下端が折れているのがわかるでしょうか？
【ラインボードで確認】
ラインボードの基準線がかなり広範囲に歪んで映ります。奥の方にもちょっとしたヘコミと、オレンジ矢印横のヘコミも同時に直していきます。
修理後を『景色』と『ライトの光』と『ラインボード』で確認
【景色で確認】
景色では基準がほとんど映っていないので、もはや直っているのかどうかは確認できませんが、修理前と見比べていただくとなんとなくスッキリしたように見えます。
【ライトの光で確認】
ライトの光もぐにゃっとした感じがなくなり、真っ直ぐ綺麗に映り込みます。
【ラインボードで確認】
よく見ると少し違和感は残りますが、なんとかここまでラインボードがキレイに映り込み完成となります。ご依頼誠に有難うございました。
リアフェンダーでは修理出来るケースは条件次第ですが、フロントフェンダーなどの場合は比較的修理可能な場合があります。塗装がいかせるヘコミと思われましたら、是非一度ご相談ください。